このサイトは『umamiのおべんきょう』プロジェクトが運営しています。
海に囲まれ、山地が国土の70%を占め、
南北に長く、四季があり、水が豊かな国ニッポン。
私たちは「和食」という、世界に高く評価される文化を持っています。
それは、高級なお店でいただく料理のことを言うのではありません。
さまざまな地域が、その風土のなかで生み出してきた、
日本の自然と文化がもたらす日常の食のスタイルです。
それを支えるのは、うまみ。
甘味、塩味、酸味、苦味に続く、第五の味覚。
これは、日本人が発見した「美味しく食べる」最大の知恵です。
和食とうまみは、豊かな自然と多様な風土に支えられています。
かつお節、昆布、しいたけなどだしとなるもの。
野菜や果物など素材から出るもの。
お酒や調味料など発酵が生むもの。
それに共通するのは、自然が育む素材の力です。
しかし、その一方で、「和食」は危機も迎えています。
だしのうまみに触れる機会の減少、地域の料理が消えていく、
外食やファストフードの普及による幼少期からの食習慣の変化。
私たちは、「umamiのおべんきょう」プロジェクトをスタートしました。さまざまなうまみを、みんなでワクワク楽しみながら、自分の中のうまみセンサーを鍛え、ウェブサイトやイベントを通して、多くの方々に、そして未来を担う子どもたちにも伝えるプロジェクトです。
そして、このウェブサイト「umamiのくにから」では、プロジェクトに参加する個人、企業の方々が、料理のこと、うまみを体験するワークショップのこと、生産者のことなど、さまざまな切り口で発信していく予定です。
日本の特有の味覚の良さを知ることで、日本の伝統的な食文化、地域の食、天然のうまみを、伝え、残し、新しく生み出します。
どうぞ、私たちと一緒に、umamiを楽しみませんか。