\ 第4回開催レポート /「うまだし」スティックおにぎりと夏野菜を味わうワークショップ

みなさん、こんにちは!シンガーソングライター・イラストレーター、そしてうまみレポーターをしています、リベットボタンです。

8月26日(土)に神保町のサカキラボで行われた、レッツ!だしコミュニケーションを合言葉にうまみや日本の食文化を伝える『umamiのおべんきょうproject 』のワークショップをレポートさせていただきます!

今回は、やまや人気の『うまだし』をつかった「スティックおにぎり」と夏野菜を味わうワークショップ!テレビや雑誌で活躍中の野菜ソムエ・Canacoさんと、千葉県四街道で150種類もの野菜を育てている野菜農家Kiredo(キレド)栗田 貴士さんとのコラボ企画です。

どんなおにぎりになるのでしょうか…?
それでは、レッツ!だしコミュニケーション。

利きだし体験に挑戦!

会場には「利きだしコーナー」が設置されており、「やきあご」「昆布」「干しいたけ」の3種類のだしを、味や香りを頼りに利き比べます。今回は素材が違うので少し簡単だったかな…!?
ワークショップ前の時間を、だしで楽しむことができました。

利きだしの正解発表はワークショップ後半で行われるとのこと。
さらに…全問正解者の中から抽選で素敵なプレゼントも当たるそうです!わくわく!今度こそ全問正解になりますように…。

はじめてみる野菜

講師のCanacoさん、ゲストの栗田さんに、「よろしくお願いします」のかわりに「いただきます」のあいさつで、ワークショップがスタートしました!

はじめにでてきたのは、キレドさんの畑で育った色鮮やかな夏野菜。

ミニトマトのアイコ、泉州水ナスにロングパプリカ!
そのほかにも、紫色をした島オクラ、ぐるっとまあるい形をしたトランペットズッキーニ、ひょうたんのような形をしたバターナッツ。
どれも初めてみる野菜ばかりで、どんな味がするのかとっても楽しみです!

「キレドで作る野菜はすべて、ミネラル豊富な土で育てています。スーパーで売られている肥料をたっぷり与えられて育てられた野菜は水っぽかったりしますが、キレドの野菜は実にミネラルをたっぷり含み、さらに水っぽくないので、甘みが強く感じられるんです」と栗田さん。
ますます、野菜の味が気になります。
今回はその中から、ミニトマト、水ナス、ロングパプリカを試食しました。ミニトマトはもちろんですが、水ナスとロングパプリカも生で食べられるのだそうです!

生だとどんな味がするのでしょうか、わくわく。
おもいきってガブッと食べてみました!

ミニトマトはプチッとしていて、ジューシー!
水を与える量を抑えて育てられたというミニトマトの小さい実には、甘みやうま味がぎっしり詰まっていました。

参加していた3歳の男の子も、そのおいしさににっこり(笑)

そして生で食べるのははじめての、水ナス。
なんとこの水ナス、30分以上も前に切ったそう。普通のナスなら、とっくにアクで茶色に変色してしまうのに、切り口は白いまま!
これはアクが少ない証拠です。だから生で食べられるんですね。
程よい水分と甘さがあり、口に入れた瞬間がじゅわっとジュージーなので、まるでフルーツを食べているかのような感覚です。こんなにみずみずしくナスを味わえるのも、生ならではですね!

みなさん一番驚いていたのがロングパプリカ。
栗田さんが「これは種も柔らかいから、丸ごと食べられますよ」と言っていた通り、口の中で種が気にならない!しかも、ワタの部分がとってもあまいんです!!
「種は発芽するエネルギーをたくさん蓄えているから栄養もたくさんあるんですよ」
野菜を丸ごと食べるということは、野菜のパワーまでも丸ごといただけるってことなんですね。
こうして種までおいしく食べられるのも、丁寧な野菜作りにこだわる栗田さんの野菜ならでは。他のピーマンでは、こうはいきませんね。

ちなみにピーマンは縦に切ると苦味が抑えられそうです。さらに、ピーマンに含まれるクロロフィルという成分には、おじさんの“ニオイ”をやわらげる効果もあるそうですよ!(小声)

試食の後は、Canacoさんから、野菜にまつわる楽しい話をうかがいました。オクラは、海外では女性の指を表す「 レディースフィンガー 」と呼ばれているそうです。言われてみれば…でも爪が長くて怖い手ですよね。
ほかにも、いろいろな野菜の特徴や鮮度の見分け方、保存法も教わってとっても勉強になりました。

おとなも子どももみんなでへ~っ!面白い!と、目を輝かせていました。

初めて見る野菜に触れて、食べて…。これってとっても貴重な体験ですよね。
野菜についてもっと知りたくなったし、もっともっとおいしい食べ方を見つけたくなりました!

野菜についてたっぷり学んだあとは、いよいよその野菜を使った「スティックおにぎり体験」がスタートです!
教えてくださるのはCanacoさん。

うまだしごはんで、スティックおにぎり

スティックおにぎりとは、その名の通り、ごはんをラップで棒状に細長く巻いたおにぎりのこと。
同じく流行った「おにぎらず」よりも食べやすいと好評で、その手軽さや、食べやすさなどから、今話題のおにぎりなんです!

さらに、おにぎりのごはんには普通「塩」で味を付けますが、今回は『うまだし』を使用します。

「うまだし」パックの中には塩や醤油の調味料が配合されているため、ごはんにだしの香りと味、そして程よく塩味がつき、とっても美味しいんです!

いざ、みんなでレッツ!
スティックおにぎり体験タイム!

ほかほかのごはんにうまだしを、まぜまぜ。

ふわ~っとだしの良い香りがしてきて、これだけでもとっても美味しそうです!みなさんも自然と笑みがこぼれます。
「いいにお~い!」「おいしそう!」という声が!

スティックおにぎりのコツはごはんをラップでつつんで形を整えたあとに、はじのほうをトントンとたたいて崩れにくくすることだそうです。

お母さん、お父さんと一緒に、みんなでトントントン。

おにぎりの具材には、キレドさんの野菜を使います。

Canacoさんが、『うまだし』を使って、これらの野菜を浅漬けにしてくれたものをトッピングしていきます!
先ほどの試食で美味しさ確認済みのキレドさんの野菜を、また食べられることに、うきうき。

どれも色鮮やかでとくに、型抜きした★型の大根がとっても可愛い!

「つぎは何をのせようかな?」「できたかな?」「美味しそうだね!」
コミュニケーションが自然と生まれていました。

トッピングでは、さっきまでの表情とは一変して、みなさん真剣な表情。
と思っていたら、わたしも眉間にしわが~っ!(笑)

使っている材料は一緒なはずなのに、具をたくさん載せている人、色のバランスを考えている人などなど、人柄?がでますね。
中には、自分で作ったおにぎりをお母さんにプレゼントしている子もいました。感動!

「食卓でも彩りを意識するといいですよ。食卓に5色の食材が並んでいると、自然と栄養のバランスも整うんです!」
とCanacoさん。彩りを意識することは、栄養を整えることにも繋がるのですね。

ちなみに、わたしのおにぎりはこんな感じに…。

本当に簡単で、はじめてなのにとっても綺麗にできました!

そして、いよいよ「いただきまーすっ!」

食べるのがもったいない…という心配も、いつのまにか早く食べたい!
に変わっていて、大きな口でみなさんとパクリッ!

ん~っ!おいしい~~っ!涙

うまだしで作った野菜の浅漬けも、程よい塩加減で野菜の味がしっかりと引き出されていて、食感もパリパリ。浅漬けにしたらどうなるんだろう…と思っていたバターナッツは、その名の通り噛むとねっとりしていてコクがあり、これがまたごはんにあうあう!

やっぱり自分の手で作ったおにぎりは格別です。
みなさんも、にっこり!

スティックになっているので、小さなお子さんでもとても食べやすいのがポイントですね。

「楽しい」「おいしい」「栄養たっぷり」の三拍子そろった夏野菜を使ったスティックおにぎりは、普段野菜が苦手なお子さんも、自分で可愛く作ることによって、楽し野菜が食べられるようになったら、嬉しいですよね。

お腹がいっぱいになったあとは、いよいよ利きだし体験の正解発表です。
正解された方の中から3名に、とキレドさんの夏野菜を詰め合わせた『ミニサラダセット』と、やまやの『めんたいマヨネーズ』『辛タレやま醤』がプレゼントされました!

おめでとうございます!

参加された方々からは、
「ナスが生で食べられるなんてビックリしました!」
「普段食べられない野菜を食べられて、よかったです!」
「浅漬けのお野菜がとてもおいしくて、やはり素材の味が大切なんだと思いました」
「野菜の色を楽しむことの大切さに、改めて気づくことができました」
など、などさまざまな声を聞くことができました。

ワークショップ中は、親子の共同作業があったり、そして最後には、参加者のみなさんが仲良くお話されていたりと、これこそ「だしコミュニケーション」なのかなと、わたし自身深く感じることができました!

また、このワークショップをきっかけに、お家に帰っておにぎりを作ったり、野菜に興味をもったり、親子の楽しい会話や時間が増えるきっかけになれたらと思います!

Canacoさん、栗田さん、楽しくおいしい時間を本当にありがとうございました!

次回のテーマは「きのこ」です。
きのこのPR活動を行う学生団体「きのこ女子大」による、親子で楽しく体験できる「きのこ食堂」を1日限定でオープン!みなさまのご参加をお待ちしております!