「レッツ!だしコミュニケーション」を合言葉に、だしをはじめ、さまざまな食材や食文化に親子で触れ、楽しむ場を提供している「うまみの体験教室」。
2018年最初の体験教室が1月27日に開催されました。今回のテーマは、節分間近ということで「恵方巻」です。大人気の「うまだしスティックおにぎり」作りの要領で、親子で恵方巻作りに挑戦してもらいました。
今回は、会場に到着した皆さんに「だし素材クイズ」に挑戦していただくことから、うまみの体験教室がスタートします。
トレーの上には、かつお節、さば節、うるめ鰯節、焼きあご、干しいたけ、昆布の6種もの素材が並びます。
「この中で、”あご”はどれでしょう?」
クイズの答え探しに、子ども達は夢中で素材を観察します。
「魚の形してるよ!」
「すごい硬い!」
触ったり、匂いをかいだり、家庭ではなかなか見ることのできない素材に、子どもはもちろん大人も興味津々です。
この後、やまやコミュニケーションズの水谷さんが、素材の一つひとつを丁寧に説明してくださり、答え合わせをしました。
「あごは、⑥番でした!」
あごとはトビウオのことで、“あごが落ちるほど美味しい出汁がとれる”ことから、あごと呼ばれるようになった、との説明に、皆さんからは驚きの声があがりました。
親子で多くの発見をしていただいたクイズの時間となりました。
いよいよ、「うまだしスティックおにぎり」作りのスタートです。講師は野菜ソムリエのCanaco先生です。
「うまだしスティックおにぎり」とは、先ほどのクイズにもなった6種のだし素材粉末がブレンドされた便利なだしパック『うまだし』をごはんに混ぜて作るスティックタイプのおにぎりのこと。美味しいのはもちろん、無添加で安心とパパママからも大好評!うまみの体験教室でも人気の企画です。
今回は、2月3日の節分が近いことから、スティックおにぎりをアレンジした「恵方巻」作りに挑戦します。
「恵方巻」は、七福神の七にちなみ「7つ」の具材を入れます。これらの具材を巻くことで、“福を巻き込む”意味もあるのだそうです。
今回用意した具材は、しいたけ・アナゴ・かんぴょう・カニカマ・出汁巻き卵・でんぶ・きゅうりの7種類。ラップの上に広げたうまだしごはんの上に、バランスよく並べてキュッと巻いていきます。最後に星形、花形など、好きな形にパンチング(穴あけ)した海苔を巻いて出来上がり!
今年の恵方は「南南東のやや右より」とのこと。皆でそちらに向きを変え、恵方巻を口元まで運んで準備完了!
「福をいっぱい巻き込んだ恵方巻を食べて、福を呼び込みますよ~」
「いただきます!」
「うまだしごはんにしっかり味が付いているので、具材は生のものや、素材を切っただけのものでも美味しくできますよ」とカナコ先生。
子ども達からも「美味しかった」「今日来れなかったママの分をお家で作りたい」の声が。
最後に、カナコ先生から大切なメッセージもいただきました。
「私たちは、朝ごはんから始まって、お昼ごはん、おやつ、晩ごはんまで、毎日毎日食事に関わっています。また、赤ちゃんも離乳食から始まり、大人になって、そしておじいちゃんおばちゃんになるまで、ずーっと食事をしていきます。食事は切っても切れない大切なものですよ」
大切な食事の時間を、家族で楽しいものにしていってほしい、そんな願いを込めてumamiの体験教室では、親子の絆を深める体験企画をこれからも提案したいと思います!
最後は、うまみの体験教室では初開催となるミニライブです。子どもから大人まで幅広い世代に人気のシンガーソングライターのリベットボタンさんが駆けつけてくれました!
リベットボタンさんは、「umamiのおべんきょう」のテーマソング「いただきますとごちそうさま」を手掛けたほか、高知県日高村オムライス街道の応援ソング「トマトの神様」など、子ども達と楽しめる曲を中心に、全国をまわりながら活動しているそうです。
テーマソングの「いただきますとごちそうさま」が始まると、子ども達の体はユラユラ。曲に合わせて楽しそうにリズムをとります。大人も手拍子で参加します。
ほかにも、最近リリースされたばかりのアルバムから、「1.2.3.~いち にっ さん」など数曲を披露。リベットボタンさんの親しみやすいメロディが、皆の心をほっこり温めてくれました。
盛りだくさんの内容でお届けした今回も、親子で一緒に観察したり、作ったりと、さまざまな体験を楽しめた場となりました。
うまみの体験教室では、会場で食体験を楽しんでもらうだけでなく、ご家庭でも親子で食を楽しんでもらうきっかけとなる楽しい企画作りを目指しています。次回は3月18日開催予定です。お楽しみに!